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七五三ってどんなお詣り?

七五三ってどんなお詣り?

伊賀八幡宮では、3歳、5歳、7歳のお子様の成長をお祝いする七五三詣でのご祈祷をしています。
最近では女児の13歳の節目にお詣りする方も増えています。


現代では、数え年でも満年齢でもどちらに合わせても良いと言われています。
お子さんの成長に合わせて、またご兄弟とご一緒になる年回りでなど柔軟に御考えください。
大切なのは、お子様の成長の節目を皆様でお祝いし、これからの日々を大切に思うことだからです。

さて、七五三とはそもそもどんな行事でしょうか?

『…主に公家社会で行われていた儀式にあるといわれています。それが近世に入って武家や江戸の裕福な商人にも広まり、子どもの成長を祝うために親子で氏神へ参詣するという、今日の「七五三」の原型が成立しました。』
(国立国会図書館 本の万華鏡より抜粋)

髪置(かみおき) 3歳の男女

健康な髪が生えるよう願いを込めて、
生まれて7日間は髪を剃り、その後2年間は髪を伸ばさない風習がありました。
髪の毛を伸ばすのは3歳を迎えてから、その節目を「髪置」といいお祝いしました。

袴着(はかまぎ) 5歳の男児

昔は男女の区別なく、初めて袴を着る節目のお祝いでした。
年齢や日取りも様々でしたが、次第に5歳の男の子のお祝いとして定着しました。

帯解(おびとき) 7歳の女児

昔は男女の区別なく、子ども用の着せやすい紐付きの着物から、
大人と同じ形の着物、大人と同じように帯を締めるスタイルに変わる節目のお祝いでした。
次第に女の子のお祝いとして定着しました。

安産祈願、お七夜、初宮詣、百日祝い、お食い初め、七五三、十三詣りなど、
子どもの節目のお祝いは古くから続いています。
子どもが育つ喜びと尊さと大変さは、いつの時代も変わりません。

素敵なご衣裳や写真撮影も素晴らしい思い出です。
何より一番大切なのは、お参りするお子様と親御様のご自身のお心持ちです。

お子様のこれまでの成長への感謝と、これからの健やかな成長への節目として、
ぜひよき日を選んで、厳かな伊賀八幡宮のお社にお参りください。

伊賀八幡宮では、今年の七五三祈祷の受付を、
10月12日(木)〜 11月末日お受けします。

受付時間 10:00〜15:30

上記以外の日時をご希望の方は神社までご連絡ください。(TEL:0564-26-2789)

お子様のこれまでの成長に対する感謝を申し上げ、これからの健やかな成長をご祈願します。

お子様の成長の節目をご家族でお祝いください。

参考

本の万華鏡 第31回 成人の儀式―古代から近世まで― コラム 七五三
髪置
袴着