武者的神事
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武者的神事


平成27年の武者的神事
(1月20日(火))の結果です。



弓矢を射ち、的の割れた数で、その年の農作物の作柄を占う、伊賀八幡宮の「武者的神事」の結果は、三州岡崎から千代田の江戸城に早馬にて、急ぎお知らせしていました。
家康公のふるさとからの報告は、ただの便りではなく、大きな意味があったと思われます。

江戸時代は、米をはじめとする農作物の作柄の良し悪しは、天下万民の生活にそのまま影響した時代であり、現代とは比較できません。 
なぜなら、米は食卓に上がる食糧としてだけでなく、いわば通貨であり財産でもあったからです。

『米作り』はひろく日本人の文化といえます。今から70~80年位前までは、農家の人だけでなく、一般大衆の人々も、そうした生活の感覚で暮らしていました。だからこそ遠い昔から、この国には五穀豊穣を祈る伝統文化がありました。 
天下泰平を願う徳川家康公もまた、伊賀八幡宮からの神占いの結果に、天下人として大いに心を寄せた事でしょう。

 

 神事は、本殿での御祭典から始まります。宮司の祝詞に続いて、くじ引きを行い、判定表に「上」「中」「下」を入れていきます。判定表の縦軸は的板の割れ方、横軸は占う対象です。天候・米麦などの五穀の作況・工業と商業とりわけ繊維業の景気動向などの7項目です。

 


 そして、社殿前に舗設した祭場での、射的となります。矢場にみたてた祭場で、まず宮司が邪気を祓う桃の木で作った忌弓と、清浄化に効果がある葦で作った忌矢とで、鬼門(東北の角)と裏鬼門(西南の角)の二方角を向いて、お清めのお祓いをします。

 

 次にいよいよ射的です。前日から潔斎して身を清めた射手が、一尺二寸(約36cm)四方のヒノキの的板に、15間(約28m)離れたところから矢を射放ちます。張り詰めた緊張と静寂のなか、風を切って的板を射抜く音が境内に響き渡ると、どよめきが起り、衆目が的板に注がれます。

 

最後に、的板の割れ具合を判定表と照合し、一年の豊凶を占う神事は無事終了となります。

毎年、地元ケーブルテレビはもちろん、NHKほか各メディアも取材に訪れ、年初めの伝統行事に一喜一憂の参詣者の様子を伝えます。

 

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